2020年年末調整特集2 給与所得の計算で変わった点を解説!(所得金額調整控除)

2020年末調整

おはようございます!山形県酒田市のひとりの税理士です!

最近本当に寒くなってきましたね…基本家の中で1人で仕事をしているので、仕事中は室内なのにダウンを着たりして寒さをしのいでいます笑

今年の冬も去年みたいに雪が積もらないことを祈りましょう♪

では今回は、前回の記事で紹介しきれなかった2020年から新登場の「所得金額調整控除」について山形県で一番詳しくわかりやすく解説したいと思いますので最後までしっかり確認してくださいね!(さすがに日本一というと自分よりすごい人が居る可能性があるので控えめにしました笑)

所得金額調整控除 大前提として…

2020年からできた「所得金額調整控除」を解説していくわけですが、中には

自分に関係ない余計なことは知りたくないわ!

という人ももちろんいると思います

確かに自分に関係ないことには興味がないって気持ちもわかりますので、そもそもこの所得金額調整控除というものがどんな人が対象になる可能性があるのか、をまず発表しますね!

ですのでその条件に当てはまりそうな人か、雑学好きな好奇心旺盛な人は読み進めてもらって、それ以外の人は読まなくても大丈夫ですので、その場合には他の記事を読んでアクセス数に貢献してくださいね笑

では!対象になる可能性があるのはどんな人かというと…

年収850万円を超えるセレブサラリーマンで、訳アリの人
なので逆に言うと
  • 年収が少ないサラリーマン
  • 自営業者
  • ニート

の方には関係のない制度ですので雑学好き以外は回れ右しても大丈夫です笑

ということで大前提である、「どんな人が対象になる可能性があるのか」についてわかったところで次から具体的にどんな制度なのかを見ていきましょう♪

基本的にセレブサラリーマンは税金が上がるが…

前回のブログで、

一般的なサラリーマンの場合には「給与所得控除」というサラリーマンの経費は10万円減るけど、その分基礎控除というものが10万円増えるから、結局税金は変わらない

でも

年収850万円を超えるようなセレブサラリーマンの場合には「給与所得控除」が10万円以上減ってしまうから、基礎控除が10万増えても相殺しきれずに税金が増えてしまう

というお話をしました

2020年年末調整特集1 給与所得の計算で変わった点を解説!(給与所得控除など)
山形県酒田市のひとりの税理士が今年の年末調整を考えたうえで、去年までと変わった点について解説しました。今回は給与所得を計算するうえで変更になった点を中心に解説しています

こちらの記事にわかりやすく書いていますので、読んでいない人はこちらから読むと話がスムーズです!

もちろんお金があるセレブからたくさん税金を取る、というのは悪いことではないのでしょうが、一概にセレブといっても色々いるわけです

ということで、重要になってくるのが「年収いくらからセレブ認定?」と「訳あり」ですよね?

次からそちらについて詳しく見ていきましょう!

セレブサラリーマンとは…年収850万円を超える猛者のこと

まず簡単なセレブサラリーマンの定義ですが、年収850万円を超える人です!

いや~、うらやましい額ですね…それくらいあればあの憧れのポレスター酒田マンションも余裕で入居できそうです笑

と、そんな個人的な事情はどうでもいいですね

とにかく所得金額調整控除とは、そのままだと今年から増税になってしまう年収850万円を超える人の救済策、ということになります

訳ありとは…色々訳があります

では、どんな訳があれば所得金額調整控除の対象になるのか見ていきましょう!

次の条件のうち、どれかひとつに当てはまれば対象になります!

セレブ本人が特別障害者である場合

まず最初に説明するのは「そのセレブ本人が特別障害者である場合」です

障害者である場合には「障害者控除」という別の控除も受けることができるのですが、やはりそれだけでもかわいそうということで、さらに所得金額調整控除を受けることができるということになっています

ひとつ注意なのは「特別」障害者じゃないと駄目だという点です

どこから特別なのか、というと細かい条件は色々あったりするのですが主なものだと

  • 精神障害の場合1級のみ特別障害者、それ以外は普通の障害者
  • 身体障害の場合1級と2級が特別障害者、それ以外は普通の障害者

といった感じです!

ちなみに、この障害者と特別障害者の区別については、「障害者控除」を考える上でも使う区分方法です
もちろん特別障害者のほうが普通の障害者より、「障害者控除」の金額は大きくなりますので、豆知識として頭に入れておくといいかもですね♪

23歳未満の扶養親族がいる場合

次の条件はこちら!23歳未満の扶養親族がいる場合、ということで先ほどの特別障害者の場合には「セレブ本人」の条件でしたが、こちらの場合にはセレブの家族」が扶養親族であるという条件になってきます

この「扶養親族」というのも詳しく見ると結構奥が深いのですが、一般的には「お子さん」という認識で大丈夫です!

なので、23歳未満でガッツリバイトなんかをしていないお子さんがいるセレブは所得金額調整控除の対象になりますよ~ということなんですね!

一つ注意点としましては、この扶養親族というものには「奥さん・旦那さん」は該当しません

ですので

おじさん
セレブおじさん

俺んちはカミさんが20歳のピチピチなんだよ、うらやましいだろ

 

っていう場合、この奥さんはいくら若くても扶養親族ではないのでご注意くださいね

特別障害者である同一生計配偶者又は扶養親族を有する者

条件の最後がこちらです!こちらもセレブ本人の条件ではなく、セレブの家族の条件になるのですが

  • 特別障害者である同一生計配偶者
  • 特別障害者である扶養親族

セレブの家族がこのどちらかに当てはまればオッケーってことです

え?同一生計配偶者?いきなり難しい言葉…

と、文字を見ただけで拒絶反応しないでくださいね笑

すごくざっくり言うと

扶養親族の奥さん(旦那さん)バージョンが同一生計配偶者
ってことです、簡単でしょ♪
つまり、特別障害者であんまり稼いでいないご家族がいるセレブサラリーマンが所得金額調整控除の対象になる、ということですね!
その他の注意点としては、先ほどまでの2つの条件とちょっと違って
特別障害者である扶養親族、同一生計配偶者であれば年齢制限なし!
ということなので、
おじさん
セレブおじさん

おじいちゃんが特別障害者なんです…

なんて場合でも大丈夫!ってわけですね

じゃあどれだけお得になるの?

というわけで、どんな訳ありセレブなら所得金額調整控除の対象になるかというのは分かったと思います

じゃあ実際どれくらいお得になるのか、について見ていきましょう!

所得金額調整控除の金額の求め方が次の計算式です

{給与等の収入金額(1,000万円超の場合は1,000万円) - 850万円}×10%=控除額
ちょっと式が複雑に見えますが、こういうのは具体的な数字を使ってみるとすぐにわかります♪
例えばお給料が1000万円のセレブサラリーマンの場合には
(1000万円―850万円)×10%=15万円
となりますので、所得金額調整控除は15万円、ということになります
この15万円ってどうなのってことなのですが、次の表を見るとわかりやすいです
とにかく難しい話が嫌な人は、調整控除があれば税金が安くなってハッピーというくらいの認識で大丈夫です笑

最後に

というわけで今回は、2020年から新しく始まった制度の「所得金額調整控除」について解説しました

最初に説明したように、こちらは一定以上の収入があるサラリーマンが対象になってくる制度なので、一般人にしたらあまり使うことはないのかもしれませんが、ウンチクとして覚えておいてくださいね♪

では今回はここで終わりたいと思います、最後までありがとうございます!

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