年末調整ってそもそもなんなの?について一番分かりやすく解説

2020年末調整

こんにちは!山形県の庄内地方の酒田市のひとりの税理士です!

最近ちょっとブログをおさぼりしてましたね…他のことに夢中になってしまうとその他のことがおろそかになってしまうという悪い癖が出てしまいました笑

気を取り直して書いていきますね!

前回まで年末調整についての書類の書き方であったり、ちょっとした疑問点なんかを記事にしていきましたが、そもそも年末調整ってなんなのか?っていうことに関してはだいぶ前にちょっと触れた程度だったので、今回は「そもそも年末調整ってなんなの?」っていう一番よくある質問について解説していきたいと思います!

年末調整とは…

新入社員の人はもちろん、長く勤めている人でも

年末調整?あぁ12月のお給料がちょっと多くなるアレでしょ

くらいしかわかっていない人が多いですよね

まぁお金がいっぱいもらえるなら、どういう理由なのかは別に知らなくていいわ

って人もいるでしょうけど、やっぱりそもそもなんで年末調整でお金が戻ってくるのか(厳密には追加でたくさん払う場合もありますが)っていう仕組みついて知りたい人のほうが多いですよね?

そんなやる気のある人向けにまずは年末調整についてざっくりと説明すると

毎月のお給料から「ざっくりした金額」で引かれて(源泉徴収されて)いる所得税の額の合計

年末に「キッチリ計算」した所得税の額

との差額を調整(返したり・追加でもらったり)する儀式が年末調整

ということになります

具体的な数字を使うと分かりやすくなります

例えば毎月のお給料から1,000円ずつ所得税が引かれて(源泉徴収されて)いるとしましょう

すると1年間だと12,000円引かれて(源泉徴収されて)いますよね?

一方、年末にその1年分の正確な所得税を計算したら、

10,000円でよかった、と判明しました

ということは、本当は10,000円払えばいいのに12,000円も払っていた

つまり2,000円多く払っていた、ってことになりますね!

なのでその2,000円は最後のお給料の時に一緒にお返しする、ということなんですね♪

ということなんですね!

なので繰り返しになりますが、年末調整っていうのは

お給料からざっくりと引かれていた所得税と、年末にちゃんと計算した所得税の差額を調整するもの

ただこれだけなんです、簡単でしょ♪

これだけでもいいのですが、文字数稼ぎのためともう少し詳しく知りたいって人のために良くある疑問について書いていきますね!

年末調整の疑問 なんでお給料から「ざっくり」した金額を引くの?

まず浮かぶ疑問としてはこれですね!

さっきの説明では毎月のお給料から「ざっくり」した金額を引いて(源泉徴収して)いるって書きましたよね?

それに対して

え?なんで「ざっくり」した金額なの?もともとお給料からな「正確」な金額を引いてれば年末調整なんて必要ないじゃん

って疑問に思ったひとは素晴らしい!

確かに毎月のお給料から「正確に」源泉徴収するのが「可能であれば」年末調整など必要ないのです

さっきの例だと毎月のお給料から引かれる所得税の合計が10,000円なら年末調整しなくても正しい所得税になっていますからね

でも毎月のお給料から「正確に」源泉徴収するのっていうのは基本的には難しいのです

なんでかというと

そもそも所得税っていうのは1年間の儲け・所得に対していくら、と金額が決まる仕組みになっているんですね

ということはですよ、当たり前ですがその人が1年間でいくら稼ぐかって年末にならないとわかりませんよね?

なので、毎月のお給料から正確に引きたくても引くのが難しいから、とりあえず「ざっくり」した金額で引いたうえで年末にちゃんと計算した金額との差額を調整する

という仕組みになっているんですね♪

あとは、生命保険なども加入しているとその分税金が安くなるという制度がありますが(生命保険料控除)、これもその人が1年間保険に加入しているかどうかは基本的には年末にならないとわかりませんよね?

なので、とりあえず毎月のお給料からざっくり源泉徴収するときは、この生命保険については一旦置いておいて、年末に実際払っていた額を年末調整でお知らせしてもらうことによって、この生命保険も加味したちゃんとした所得税が計算される

という仕組みなのです

最後に繰り返しになりますが、なんで毎月のお給料から所得税を引く時点ではざっくりした金額なの?という問いに対する答えとしては

毎月のお給料の時点では正確な金額がわからないから、一旦適当なざっくりした金額で引くから

ということになります♪

年末調整の疑問 103万円以下でも年末調整しないといけないの?

あとはよくある質問として

自分は103万円以下で税金出ないんですけど、それでも年末調整って必要なの?書類書くの面倒なんだけど

って感じのやつですね

確かに先ほどまで書いた、「正しい税金に調整する」っていう目的のためにはそもそも毎月のお給料から源泉徴収されていないし、年末になってちゃんと計算しても税金が出ないようだったら年末調整しなくてもいいんじゃないか、

と思うかもしれません

でもですよ!そもそも年末になってちゃんとした計算をするためには年末調整が必要なんです

なのでいくら口で

私は税金でないから~

と言ってもダメで、その税金が出ないという根拠のために年末調整が必要になってくる

ということなんですね!

なんだか小難しい話になりましたが、言いたいことはたったこれだけ

自分で税金が出ないとわかっていても年末調整はやらないといけない

あ、あとはたまに質問がありますが学生さんだとしても年末までアルバイトなど続けているのでしたら年末調整はします

学生だからしなくていい、などという制度はありませんのでおとなしく従ってください笑

年末調整の疑問 なんで年末に戻ってくることが多いの?

最後の疑問として

年末調整って、あんまり追加で払うことって聞かないんだけどなんで?

という疑問について答えていきましょう

確かに年末調整って追加で戻ってくるボーナスタイム、みたいなイメージがあると思うのですが逆に年末に追加で払うってことってあまりありませんよね?

これはなんでかというと、年末で追加で払うことになると従業員はガッカリしてしまうので、出来るだけそうならないようにしているから

ということなんです

例えば年間のちゃんと計算した所得税が10,000円だとして、毎月のお給料から引かれた合計が8,000円の場合と12,000円の場合

こんな感じで、結局年間の税額は10,000円で同じなんですけど、気分的に最後に戻ってきた方がお得感があるわけです(単に自分が払いすぎてたぶんが戻ってきただけなんですけどね笑)

なので、国としてはそういうお得感を演出するために、普段のお給料からはちょっと多めに引いている(源泉徴収している)から、戻ってくることが多い

ということになるんですね♪

年末調整 最後に

というわけで、今回はそもそも年末調整とはなにやってるの?ってことを改めて記事にしてみました

こういう基本的な仕組みって学校でも教えないし、会社でも単に書類書いてきてね!ってだけで終わって説明されていないことが多いのでわからない人が多いのも仕方ないんですよね…

とってもわかりやすく解説しましたのでこれでまずは基本的な仕組みを理解してみてくださいね♪

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