2020年年末調整の書類の書き方2(保険料控除申告書編①)

2020年末調整

おはようございます!山形県酒田市のひとりの税理士です

今日は父親の誕生日なのですが、毎年悩むのがプレゼントです。うちの両親はあんまり欲しいものというのが無くてパチンコばっかりしているので形に残るプレゼントって思い浮かばないんですよね笑

なので毎年ケーキとか中トロなどの食べ物を贈っています

サプライズ好きな私としては何か驚かせるようなものをあげたいと思うのですが結局今年も食べ物に逃げそうです

ということで今回は年末調整の書類の書き方第二弾!としまして、保険料控除申告書の書き方について解説していきたいと思います

こちらの書類は迷うランキングでも上位に入るものなのでしっかり確認してみてくださいね♪

保険料控除申告書の全体像

前回の記事でもちょっと紹介しましたが、保険料控除申告書はコレですね

なんだかごちゃごちゃしてるのでちょっとわかりやすく色分けしてみましょう!

こんな感じで大きく分けると6つ(一般の生命保険と介護保険、個人年金は生命保険料控除の仲間なのでまとめると4つ)に分類されます

一般的な社会人が記入しないといけない頻出度を独断で評価してみると

  • 一般の生命保険、介護保険、個人年金→★★★★★
  • 地震保険→★★
  • 社会保険→★
  • iDeCoなど→★

といった感じで基本生命保険のところだけ書けばいい書類となっています

ですのでここを乗り切れるかどうかが山場になってくるのでまずはそこから見ていきましょう♪

生命保険料控除はお知らせのハガキをしっかり見ろ!

では本命の生命保険料控除から見ていきましょう

その前に生命保険料控除って何なの?って人のために簡単に説明しますと

生命保険にお金使ったんだったらちょっと税金安くしてあげるよっていう制度

なんですね

まぁ基本的に生命保険はほどんとの人が入っていて「絶対かかってくる費用つまり経費」って意味合いが強いのでその分税金面でも優遇してあげましょう、っていう制度です

まずは保険会社からのハガキをチェック!

まずこの保険料控除の欄を埋めるのには必須アイテムがあります、そう保険会社からの控除証明書といわれるハガキです!

この控除証明書をしっかり確認できれば保険料控除申告書はクリアできたと言っても過言ではないでしょう

というのも生命保険料ってさっきの画像の区分でも見ましたが

  • 一般の生命保険料
  • 介護保険
  • 個人年金

と3種類あるんですが、さらにさらに!一般と個人年金には「」と「」の2種類があるんです!!

なので全部分けると

  1. 一般の生命保険料(新)
  2. 一般の生命保険料(旧)
  3. 介護保険
  4. 個人年金(新)
  5. 個人年金(旧)

の5種類になります…

これらが基本的には1枚のハガキに記載されてくるので、まずどの契約がどの区分に該当するかをしっかりチェックするのが大事、というわけなんですね~

実際の証明書で確認してみよう!

それでは文字だけだとわかりにくいので、私の控除証明書で見ていきましょう

今は個人年金しか加入していないのでこれだけですが許してください笑

まず保険の種類と新旧の区別ですが、よ~くハガキを見てみましょう、すると

個人年金」という文字と「旧制度」という文字が見えますね?

これでこの契約は個人年金の旧制度なんだな、ということがわかります(そのままですね笑)

この証明書、どの保険会社でも共通ならわかりやすいのですが、それぞれの保険会社で若干レイアウトが違うんです…

でも絶対どこかにこの情報が載っていますので、まずは一般か介護か年金か、あとは新旧どっちなのかを把握してくださいね♪

ちなみに他の保険会社だと

こんな感じになってたり

これだと赤で囲っていますが、「一般の旧制度」だということがわかりますね

もう一つの大事な要素の金額について

これでハガキから自分の契約が5種類のどれに当てはまるのかわかったら次に進みましょう!それは金額を把握することです

さっきの自分のだと

このように2種類の金額が書いてあってどっちの金額を使うのか迷うのが年末調整あるあるですよね~

ここで生命保険料の大前提なんですけど

その年に払った保険料分だけ控除の対象になる

というものがあります

ここで、先ほどの証明書の金額を見ると

45,000円っていうのがこの証明書を発行した時点(10月1日)で払ってある金額

60,000円っていうのが今年年末まで、何事もなく払ったときの金額

なんです

なので基本的には年末までそのまま払い続けることが多いでしょうから、年末まで払ったときの金額(60,000円)を使用するんですね~

逆に、「保険を途中で解約しちゃった」ですとか「お金が無くてそれ以降払ってなかった…」っていう場合ですと証明日での金額(今回の例だと45,000円)を使用する

ということになります

大事なことなので何度も言いますが、保険料控除に使うのは

年末までに支払った(支払うであろう)金額と覚えておいてくださいね♪

じゃあ実際に書いてみよう!

ここまでで記入に必要な情報はほぼ出そろったので実際に私の例を基に書いてみましょう♪

おさらいまでに自分の契約は「旧制度の個人年金で年間60,000円払い」でしたね

そうするとここまでは埋めることができると思います

ここでよく聞く声として

生命保険会社の名前が長すぎて枠内に収まらないわ…

というものです

確かに東京海上日動あんしん生命保険株式会社なんて拷問かと思うくらい長いですよね笑

でも安心してください!別に正式名称じゃなくても全然オッケーなんです

控除証明書にはキチンと正式名称が書いているわけなので、この書類には適当でいいんです笑

なので東京海上日動あんしん生命保険株式会社なら「東京海上」くらいで大丈夫でしょう

次にまだ空欄のこの部分(赤枠)ですが

ここには「保険の種類」であったり「払い込み期間」などを書くのですが、その情報はこちらも先ほどの控除証明書のハガキに載っています

なのでそこから入力してもらうのですが、ぶっちゃけますとここは適当で大丈夫です

というのも控除証明書でしっかり5つのどの保険なのかの分類ができていれば、それ以外の情報はあっても無くても控除できる金額に変化はないんです

なので一応ハガキから対応する部分を書きますけど、最悪わからなければ空欄か適当で大丈夫です

あと、保険の名称もやたらめったら長いのがありますけど、それも全部書く必要はないので適度に略して楽してくださいね♪

計算はサイトに任せよう

ここまで来たらあとは実際に控除する金額を計算するだけです!

え?60,000円まるまる控除されるんじゃないの?

これもよくある勘違いなのですが、必ずしも全額控除できるわけではないんです

これがちょっとケチ臭いところなのですが、払った保険料の全額が控除の対象になるかというとならない場合のほうが多いのです

簡単に言うと、保険料が少ない時は全額控除してもいいけど、高額になると一部分だけ控除させてあげるよ

っていう制度になっているんです

まぁ考えてみれば全額オッケーなら、セレブが高額の保険に入ったら税金がだいぶ減ってしまいますからね
そういう悪知恵をしないようにということでこういう制度になっているのでしょう

じゃあ結局いくら払ったらいくら控除できるのかという計算式が

この紙の一番下に書いているのですが面倒ですよね?(ちなみに税理士試験の所得税では計算式も覚えます!)

そんな面倒くさがりの人にはこのサイト!

生命保険料控除額計算サポートツール│保険料控除べんりサイト│第一生命保険株式会社

第一生命さんのサイトなのですが、ここに先ほどの5つの分類に従って金額を入れるだけで自動で計算してくれて、しかも書く場所まで教えてくれるという親切設計です!

ちなみに自分の情報で入れてみたら

こんな感じに瞬時に40,000円の控除だよ、と教えてくれました♪

ちょっと雑学チックな話

ということで生命保険料については

  1. 生命保険会社からの控除証明書のハガキで5種類のどの保険なのかをチェックする
  2. 1に沿った金額を保険の種類別に申告書に記入する(その他の事項については適当でオッケー)
  3. 金額の計算については第一生命さんのサイトのお世話になる

という3段階で完了します

計算自体は自動でやってもらえるので、最初の5種類の分類わけが一番キモといいますかこれを間違えると金額が変更になる可能性があるので気を付けてくださいね♪

それと最後に豆知識なのですが、先ほどちょっと書きましたが保険料控除には上限金額が決まっているんです

新制度だと払った金額で8万円、旧制度だと払った金額で10万円なのです

なのでたま~に保険料控除の証明書を何枚も提出する人もいるのですが、金額がそれ以上になってしまうとあっても無くても意味がないということになるので、金額的に8万10万こえてそうだなというときは、それだけ書けば控除としては満額もらえますのでご安心ください

最後に

今回は保険料控除申告書の左側つまり生命保険料控除の書き方を見ていきました

この申告書は最初に書いたようにこの左側がメインで、これさえ終わればほとんどの人は終わりという感じですので、一旦ここで区切って右側の地震保険料や社会保険料については別記事にしたいと思いますのでよろしくお願いします!

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