2020年末調整 大学生は103万円以上稼がないのが最大の親孝行!

税金

こんにちは!山形県の庄内地方酒田市の税理士です!

今日は足が限界だったので普通の筋トレをしてきました、やっぱり何事もやりすぎは駄目ですね笑

まずは長時間のウォーキングに耐えられるだけの筋肉をつけないといけないな、と実感しました…

では今回は、特に大学生(正確には大学生じゃなくても年齢19歳から22歳までの人)は103万円超えて働かないのが親孝行になる理由について分かりやすく解説したいと思いますので最後まで読んでくださいね♪

理由:大学生は扶養控除のボーナスステージだから

センセイ!なんで大学生は103万円超えるとマズイの?

それはですね、親が「扶養控除」を受けることができなくなるからなんです

扶養控除ってアレでしょ、子供とか親を養ってると税金が安くなるてヤツでしょ

そうですそうです、厳密には所得控除というものになりますね

でもそれならなんで大学生限定なの?他の年齢でも扶養から外れたら困るでしょう?

確かにそれはそうなんですけど、実は扶養控除の金額って一定じゃなくて大学生の年齢が飛びぬけて高いんですよ!

扶養控除って一言で言っても違うんですね…

扶養控除って名前は知っていても、控除される金額が年齢によって違うっていうことは知らない人が結構いるんじゃないでしょうか

じゃあ実際どれくらい金額が違うのか、というのがこちらの表!

持っている知識をフル活用して図を作成してみました笑

見方としては、横軸が「扶養控除の対象となる人の年齢」で縦軸が「扶養控除の額」となります

大体は30万円から40万円の間(正確には38万円)なんですけど、2か所だけ金額が上がっているところがありますよね?

それが

  • 70歳以上
  • 19歳から22歳

までの期間になります

なんでこの期間だけ増えているのか、というと

と、簡単に言うと「生活費がたくさんかかりそうな人」を扶養している人を税金面でより優遇してあげよう!ってことですね♪

ここでちょっと誤解しないでほしいのは、この19歳から22歳までのボーナスステージは何も大学生限定ではありません

こんな感じのニートの息子さんでも19歳から22歳までは扶養控除の金額が上がりますのでご安心ください笑

で、詳しい扶養控除の額なのですが通常時が38万円なのに対して、この学生ボーナス(これ以降このように書きます)だと63万円になります!約1.65倍という激熱ゾーンですね!

扶養控除を受けるためにはお給料だけの収入ですと年間103万円が限度になるので

という流れになるので、親孝行したいなら103万円を超えて稼がないようにしよう!ということなんですね

扶養控除 よくある疑問・勘違い

扶養控除の疑問:お給料じゃなくて報酬でもらってる場合も103万円?

先ほどから扶養控除になれるかどうかは年間103万円と書いていますが、これはあくまで「お給料」としてもらった場合のお話です

例えばウーバーイーツの配達員のような「報酬」としてもらっている場合には別になります、そのあたりの「お給料」と「報酬」の違いについては

副業する前に見て!そもそもその副業は何所得?
最近副業する人が増えてきましたね。そもそも副業と一口に言ってもいろんなものがあります。所得税の考え方としてはざっくり分けると2種類になるのでそのどちらかになるのか、をしっかり確認していくのが大事です

以前のこちらのブログを参考にしてみてくださいね♪

報酬としてもらっている場合には基本的には「雑所得」というものに該当しますが(より本格的にやってる場合には事業所得になる)、その場合の扶養になれるかどうかの条件としては

収入-経費=所得が48万円以下

ということになります、ここで難しいのは収入だけでは判断できないということなんですよね

極端な話収入が500万円あっても、経費が480万かかっていたなら所得が20万なので扶養になれますし

収入が50万しかなくても経費が全く無ければ所得はそのまま50万円で扶養になれない

つまり収入と経費両方を計算しないといけないという面倒なことになってしまうんです…

なので悪いことは言いませんので、大学生のうちは報酬となるバイトはしないで、あくまでお給料となるバイトをしましょう

扶養控除の疑問:103万円超えていたのに扶養控除を付けた場合

またよくある質問として、

103万円以上稼いでしまったんですけど、親には103万円以下だって言ってしまったんですけどこれってどうなりますか?

っていうのをよく見ますね…

しっかりしている会社だと、本当にお子さんが扶養控除の対象なのかどうかを確かめる(お子さんのバイトの所得の証明など提出してもらう)ところもあるでしょうが、ゆるい会社だと社員が提出したものをそのまま信用して扶養控除をつけてしまうことがあります

この場合には、一旦年末調整では扶養控除が適用になってしまうんですけど、結局お子さんが103万円超えてしまっていることは後でバレてしまいます

バレる理由としては、お子さんのお給料の情報はお子さんのバイト先から役所などに行くわけなんですが、そこであれ?この人扶養になれないよね?っていうことで判明します

そうなってしまうと、親は後で追加で税金を払わないといけないことになってしまうのでションボリしてしまいます…

なので、103万円を超えてしまったら正直に親に伝えてくださいね

扶養控除の勘違い:勤労学生控除があれば103万円超えても大丈夫

よくある勘違いとして

バイトで103万円以上稼いでいるけど、勤労学生控除使って所得税0になってるので扶養になれますよね?

勤労学生控除があれば、103万円以上稼いでも扶養になれる、という勘違いですね

一般人だと103万円を超えてしまうと所得税が発生するのですが、勤労学生に該当すればこの103万円が130万円になるんです

なので扶養になれるのも103万円から130万円に変わると勘違いしてしまう人がいるのですがこれは違います

勤労学生控除を使おうが使わなかろうが、扶養になれる条件は103万円以下だということは覚えておいてくださいね♪

最後に

というわけで今回は、大学生期間はあまり稼ぎすぎないのが親孝行になるというお話でした

なかなか大学生のうちだとこういう話は分からないことが多いので、心配な親御さんはあまり稼ぎすぎないようにちゃんとくぎを刺しておきましょうね笑

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