国民健康保険もコロナで免除!その前にそもそもの計算方法を確認しよう

税金

こんにちは~
山形県酒田市のひとりの税理士です
また今日からバイトが始まり腰が痛いです笑
このブログを書きあげたらYoutubeで腰痛防止の運動?みたいなのを探してみたいと思います

では今回のお話は国民健康保険についてです

コロナの影響でこの国民健康保険についても比較的緩い条件で免除を受けられることになったのですが
まだ肝心の私が住んでいる酒田市では申し込みが始まっていないようなのです

他の市町村だともう受付を開始しているところもあったりするみたいなのですが、
酒田市に問い合わせたところ来月くらいに発表する予定だ、とのこと

なんで市町村によって違うのかがちょっと気になりましたが、まだ申請できない間に
そもそも国民健康保険の金額ってどうやって決まっているの?

という疑問が起こりました

よく、国民健康保険は高くてさぁなんて言葉を聞きますが、実際どういう計算なのか知らないでそんなことを言うのも嫌なので今回どうやって計算するのかを調べてきましたのでお付き合いくださいね

そもそも計算のもとになる金額は何だろう

はい!先生今日もよろしくお願いしますね

最近私たちの出番が多いですね笑

それだけ必要とされてるってことですよ♪

だといいのですが…単なる文字数稼ぎという説もありますね笑

気を取り直して進めましょう!
まず税金などを計算するときって計算のもとになる金額に税率をかける
というやり方が一般的ですね?

はい!それは分かります!
所得税でしたら所得から所得控除を引いたものに対して税率をかけましたね

そうそう!よく覚えてましたね♪
その税金の計算をするもとになる金額のことを難しい言葉では課税標準といいましたね

さすが先生!さりげなく専門用語を混ぜるところが素敵です♪

これは大体の税金に当てはまる計算方法なので覚えておくと便利ですよ!
課税標準×税率=税金、という具合ですね

 

はいわかりました!
じゃあ先生、国民健康保険の場合の税金を計算する基になる金額、課税標準って何になるんですか?

いい質問ですねぇ、それは所得税の所得を流用させてもらうんです!

なるほど!所得税の所得を基に国民健康保険が決まっているんですね

そうなんです、なのでざっくり言うとたくさん稼いでいる人がその分だけ国民健康保険も高くなるってことなんですね

はい、ここまでで国民健康保険は所得税の所得を基に計算する、ということがわかりました
じゃあ、その所得ってどうやったらわかるの?という疑問が出てくると思いますので確認してみましょう!

サラリーマンで年末調整だけで終わる人

ごくごく一般的なサラリーマンの人の場合だと、所得は会社からもらう源泉徴収票を見ればわかります

前に使った画像が残っていたので流用しました笑
この給与所得控除後の金額というのが所得つまり今回の国民健康保険の金額を決める基になる金額、ということになります

あ、もちろんなのですが会社で健康保険に入っている場合には国民健康保険は関係ありませんので安心してください

あくまでも会社から健康保険が引かれていなくて自分で国民健康保険に加入している場合のお話ということになります

確定申告している人

こっちが一般的でしょうが、個人事業主さんなどで自分で確定申告をしている場合だと
所得というのは確定申告書のここの金額のことを言います

つまり、事業の所得だけじゃなく他にお給料などをもらっていればそういう所得も全部含めた所得

ということになりますね
あとは気を付ける点?としては青色申告特別控除の65万円や10万円も引いた金額、ということです

小難しい話になりましたが、申告書を見てこの所得の金額を使うんだ、それだけで大丈夫です

というわけで、

1、国民健康保険は所得税の所得を基にして計算する
2、その所得は源泉徴収票や確定申告書に書いてある

というところまで説明しました

じゃあ、お前はどうなんだ?と言われると思いますので自分のを公表しておきましょう笑

はい、私は確定申告をしたのでこの2,090,800というのが国民健康保険を計算するうえでのもとになる金額
ということになります

そもそもいつの分をいつ払う?

そうそう!一番肝心な?話を忘れていました…

そもそも国民健康保険っていつ、どの分をはらうのか、ということです

例えば確定申告をする所得税ですと前年分を次の年の3月15日までに支払いますよね?
例えば2019年分の確定申告なら2020年の3月15日までに申告して納付するわけです(今年はコロナの影響で延長などがありますが)

国民健康保険は住民税と似ていて(住民税についてはまた別の機会に記事にしますね!)
前年分の所得を基に、次の年の7月から数回に分けて納付する、ということになっています

具体的に数字を使ってみると、2019年の所得を基に計算した国民年金保険料を2020年の7月から支払う

ということになるんですね!
なので、自分みたいに2019年はしっかり会社員だった場合には、その会社員の時の稼ぎを基に仕事のない2020年に支払わないといけなくなるので、しっかりお金を残しておかないと払えない…ということになるわけですね笑

で、数回ってなんであいまいなんだよ!って思った人鋭いです!

といいますのもあとで出てくる税率もそうなんですけど、支払回数も市町村によって若干違うんですよね

もちろん当たり前の話ですが支払回数が何回でも合計金額は同じですからね!
単にローンの回数が違うだけ、みたいな感じです
まぁ回数が多いほうが1回あたり支払う回数は少なくなりますので若干優しいような気もしますが笑

例えば我が酒田市の場合には8回、お隣の鶴岡市ですと9回ということで
自分の市町村がどうなっているか気になる人は市役所に問い合わせてみましょうね!
「健康保険って何期に分けて支払うんですか?」と

計算方法:大きく分けて3種類に分かれている

ここからようやくどうやって国民健康保険料を求めるのか、というお話に移っていきます
タイトルにもありますが、大きく分けると国民健康保険料って3種類の計算から成り立っているんです

それが、医療分・支援金分・介護分という3つ

あ、これがそれぞれ何なのかは別に知らなくて大丈夫です笑
単に分かれてるんだな、というのが理解できれば大丈夫
一つ注意点?としては最後の介護分ですが、聞いたことがあると思うのですがこれは介護保険に関係してくるものでして、40歳になった月から発生するものです

ですのでまだ30代の人なら関係ないですし、40歳を超えていましたらこの分も支払うということで
正確には40未満の人は2種類、40以上の人は3種類から成り立っている、ということになります

じゃあ、それぞれの計算を見ていきましょうね!

と、その前に
さっきチラッと書いたのですが実は税率であったり、金額はそれぞれの市町村によって若干違うんです!
なのであくまでもこれから紹介する率、金額というのは酒田市の令和2年度のもの
ということでご理解くださいませ

医療分

では医療分から見ていきましょう
いきなり残念な?お知らせなのですがこの医療分も(支援金分も介護分もそうなのですが…)3種類に分かれてるんです笑

それが所得割・均等割・平等割の3種類です

言葉だけだと混乱すると思うので図にしてみました(手作り感満載な図ですね笑)
こんな感じにそれぞれがさらに3つに枝分かれしている、ということになります

基本的にはそれぞれの税率や金額は違いますが考え方は同じなので、一つ理解すれば他のも簡単に理解することできますのでご安心くださいね

 

所得割

では所得割から見ていきましょう!
これは名前の通りなんですけど所得が関係してきます
計算式としては

(所得-33万円)×6.8%

です
所得はさっき源泉徴収票や確定申告書で確認したアレですね
そこから33万円を引くのですが、これは所得税でも出てきた基礎控除というやつで、所得そのままにかけるのはかわいそうだから若干減らしてあげようという優しさです笑

ですので逆の言い方をすれば、それ以外扶養控除や配偶者控除などの控除は全くないので、国民健康保険を減らすのは難しかったりするわけですね

さっきの私の金額に当てはめてみますと、
(2,090,800-330,000)×6.8%=119,700(百円未満切り捨て)

ということになるわけですね

ちなみに私は1人暮らしなのでこれで終わりなのですが、国民健康保険に複数の人が加入している人の場合
それぞれの人で上の式の計算をした合計の金額になります

なので仮に所得100万円の嫁さんが私にいたとしたら、その嫁さんの所得割は

(1,000,000-330,000)×6.8%=45,500(百円未満切り捨て)

になるので合計した165,200円、ということになります

均等割

次に均等割についてです!

これはさっきの所得割のような面倒くさい計算式は出てきませんので安心してくださいね

被保険者の数×23,900円

で計算できます
なので1人であればそのまま23,900円、嫁さんも加入していれば2×23,900で47,800円

ということになりますね
均等割、という名前通り、所得が多い少ない関係なしに均等に一人当たりいくら、という決め方なのがこの均等割ということになります

平等割

最後に平等割について

これも名前からすると均等と似てますよね
平等割は人数当たり何円、でしたけども平等割は世帯当たり何円、という仕組みになっています

なので1人でも何人でも金額が変わらないのが平等割、ということになります

その金額というのが16,800円です

まとめると

というわけで医療分の所得割、均等割、平等割について見ていきました
自分の金額をまとめてみますと

所得割 119,700
均等割 23,900
平等割 16,800
医療分―合計 160,400

ということになります
あとは支援金分と介護分は似ていますのでサラッと見ていきましょう

支援金分

所得割

計算式は

(所得-330,000)×2.6%

ですので、私の場合だと
(2,090,800-330,000)×2.6%=45,700円(百円未満切り捨て)

均等割

計算式は

被保険者×8,800円

ですので、私の場合だと8,800円

平等割

世帯当たり6,700円

ですので私の場合だと6,700円

まとめると

所得割 45,700
均等割 8,800
平等割 6,700
支援金分―合計 61,200

介護分

最後に介護分です
こちらは最初にも書きましたが40歳以上の人だけが支払うものですのでそれ以外の人は関係ありません

所得割

計算式は

(所得-330,000)×2.3%

均等割

計算式は

被保険者×10,600円

平等割

世帯当たり5,700円

最後に

というわけで今回は国民健康保険の金額の基本的な計算方法について書いていきました

自分の場合だと今年度は合計すると221,600円というものすごい金額になってしまうことになります笑
これがコロナの影響で払わなくてよくなる?というお話はまた明日以降していきたいと思いますね!

それと計算なのですが、律儀に私が教えたのを見ながら手で計算をしてもいいのですが
市町村によってはエクセルなどで計算式を用意してくれている場合があります

酒田市もこのようにしっかり用意しています笑

国民健康保険税の試算について:酒田市公式ウェブサイト

あとは自分の所得がわかる資料さえ準備すればすぐに金額が出てくるので試してみてくださいね♪

 

 

 

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